コラム コラム 2017年1月25日 更新 お気に入り追加 0

何が正しい?今さら聞けないネイルの知識あれこれ

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何が正しい?今さら聞けないネイルの知識あれこれ Itnail編集部

ネイルをする女性がとても増え、中にはセルフでネイルを楽しむ人も多いですね。何となく知っているネイルの知識…。今さら聞き出せないことはありませんか?正しい知識を学ぶことで、きっともっとネイルを楽しむことが出来ますよ。

一問一答!知っていますか?爪の3つの基本知識

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①: ジェルやマニキュアをずっと塗っていると爪が呼吸出来なくて苦しい?
爪は皮膚が角質化したもので、既に死んだ細胞なので呼吸はしていません。爪が乾燥すると、爪の下の皮膚が潤わせようと水分を放出したりはしますが、爪自身が苦しくなることはありません。

②: 甘皮って一体何?適当に切っても良いの?
甘皮とは、爪の根元から伸びた薄い皮のことです。これは、爪に細菌などが入らないようにする重要なもの。しかし処理せず伸びすぎると、中まで栄養が行き届かず爪の成長を妨げてしまうので、その部分だけを除去します。必要な甘皮を切ると細菌が入り炎症を起こしてしまいます。大変なことになるので絶対に適当に切ってはいけません。

③: なぜ爪切りを使ってはいけないの?ヤスリの使い方は?
爪は3つの層からできています。爪切りなどで衝撃を加えることでその層は破壊され、いわゆる二枚爪になるのです。それを防ぐために、紙ヤスリを使いましょう。角度を45度に当てて一方向に優しく動かすと、爪に衝撃を与えず綺麗に整えることが出来ますよ。

どう違う?ジェルネイルとスカルプチュアネイル

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実は、自爪に長さを足す人工爪のことを総称で「スカルプチュア」と呼ぶのですが、一般的にはスカルプチュアとはアクリルパウダーとアクリルリキッドで化学反応を起こして作っていくものと認識されていますね。ジェルネイルが出る前はこれが主流でした。ジェルに比べて硬度が高く、長さもかなり出せたり形を綺麗に矯正できるメリットがありますが、自爪にかなり負担がかかる心配もあります。

ジェルネイルは、アクリル樹脂を塗布しUVやLEDライトで硬化していくものです。中でも溶液で落とせるソフトジェル、落とせないハードジェルがあり、硬度があるハードジェルは長さ出しにも対応できます。スカルプチュアに比べて柔軟性があり、衝撃でのリフト回避はスカルプに勝るものの、折れや亀裂などの強度ではスカルプを下回ります。セルフでされる方はほとんどソフトジェルだと思いますが、長さを足される際どちらが自分に合っているかは、これらの特性を考慮して選ぶと良いでしょう。

こんな時どうすれば?爪のトラブルについて

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ネイリストは爪の専門家ですが、医師ではありません。こんな時はネイルサロンではなくすぐ病院へ行きましょう!

▼グリーンネイル
ジェルやスカルプが浮いてしまい、そこから緑膿菌が繁殖し爪が緑色になる症状です。放置すれば酷くなり、感染力も持っています。

▼爪が折れた!血が出て痛い! 自爪が深くから折れると、激しい痛みを伴います。細菌が入ると大変です。

▼爪甲剥離
爪が皮膚から浮き上がり、白くなっている症状です。カンジタ菌の感染など、様々な原因が考えられます。

爪の疾患は「皮膚科」です。爪は健康のバロメーターとも呼ばれるほど大切な部分です。おかしいと思ったら、必ずネイルをオフして一度皮膚科を受診して下さい。正しい知識を身につけ、衛生的で、健康にネイルを楽しんで下さいね!



Itnail編集部
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