コラム コラム 2016年2月3日 更新 お気に入り追加 1

ジェルネイルって休ませたほうがいいの?爪のためにはオフをしないほうがベター!休ませるなら最低4ヶ月!

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ジェルネイルって休ませたほうがいいの?爪のためにはオフをしないほうがベター!休ませるなら最低4ヶ月! Itnail編集部

良く耳にするかもしれません、ジェルネイルはたまに休ませたほうがいい、という話。しかしジェルをしていないネイリストって見たことがないし、それって本当?と思っている人も多いはず。確かに何もしない爪よりもジェルをつけたほうが爪に負担はかかります。しかしジェルそのものよりも、オフのほうが爪に負担がかかっているのです。

たまには爪を休ませたほうがいいの?

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【イットネイル】爪を休ませたほうがいいのか?という質問、「特に休ませる必要はない」というのが正直な答え。確かになにもしないよりも、ジェルネイルをつけたほうが爪に負担はかかります。ですが休ませるべき、というほどでもない程度の話。
髪の毛だってカラーリングやパーマは傷みますよね。でもこの程度の痛みなら「まぁいっか」という感覚でカラーリングやパーマを楽しんでいるはず。ジェルネイルもその程度のダメージなのです。
ですがジェルオフのときに爪が痛い、と感じるようなら要注意。それはジェルのしすぎではなくオフのしすぎかも知れません。そんなことになってしまった場合は爪を休ませてあげて。最低でも4ヶ月ほど休ませてあげることがオススメ。爪が完全に生え変わるまで休ませないと、休ませた意味がなく、また生え変わるのに4ヶ月ほどかかるといわれているからです。

ジェルよりもジェルオフがダメージ大!

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ジェルネイルで爪にダメージを負う原因、それはオフです。ジェルオフのときに使うジェルリムーバーが爪に非常に良くない成分が入っているのです。それがアセトン。このアセトン、ポリッシュリムーバーにも入っている成分で、ポリッシュを頻繁に落とすのは良くない、といわれる理由はリムーバーに含まれるアセトンを爪につけるのが良くないから。そのためアセトンフリー、ノンアセトンといったアセトンを含まないポリッシュリムーバーを使うように薦められた経験のある人も多いはず。
ポリッシュはアセトンに代わる成分で落とすことが可能ですが、ジェルは不可能。ジェルはアセトンでないと落とすことはできないのです。
このアセトン、油分を強烈に奪ってしまうため爪、爪周りが乾燥、それが爪を傷める原因に。日本の消防法ではアセトンは劇薬扱いになっており、そんな劇薬を爪につけるのだから傷まないわけはないのです。

ジェルを楽しみ続けるにはオフをしないがベスト!

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いまではジェルネイルは日常的なファッションの一部。理想としては休むことなく、大きなダメージを負うことなく、ジェルネイルを楽しみたいですよね。そこでオススメしたいのがジェルオフをしない、というネイルチェンジ。つまり、カラージェル、ラメなどデザイン性のある部分だけを削って、爪に密着したベースジェルは残したままジェルのデザインを変えるのです。
大手サロンにしか行ったことのない人は「そんなことできるの?」と思っているかもしれませんが、お客様と相談しながら、爪を大切にしてくれる個人サロンなら当たり前のようにやっていることです。オフせずカラージェル部分だけを削るのは多少時間のかかることで、回転率を上げたい都会の一等地の大手サロンではちょっとめんどくさいこと。またオフ代が取れないのも店側のデメリット。そのため大手サロンに行っているなら自分からオフしないで、と言ってみて。オフを2回に1回に減らすだけでも爪のダメージは大幅に減少するはずです。長く続けるためにはダメージを減らすことが重要ですよ。



Itnail編集部