コラム コラム 2016年12月20日 更新 お気に入り追加 0

これってもしかして病気?色で判断する爪のトラブル

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これってもしかして病気?色で判断する爪のトラブル Itnail編集部

ふと気づいたら自爪の色がおかしかった、なんて経験はありませんか?それはもしかしたら、爪の病気かもしれません。ここでは爪の色で判断するネイルトラブルについてご紹介しますので、自分は大丈夫か、チェックしてみてください!

爪が緑に変色している場合に考えられるトラブル

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爪が緑色に変色している場合、細菌の一種である「緑膿菌」に感染している可能性が疑われます。緑膿菌それ自体はどこにでもいる細菌で、体が健康であれば特別悪さをすることもありません。しかし免疫力が落ちてくると緑膿菌が原因で病気になってしまうことがあるのです。

またジェルネイルと自爪との間に緑膿菌が侵入して繁殖した場合にも、爪が緑色になってしまうことがあります。これがいわゆる、「グリーンネイル」という現象ですね。

爪が黒く変色している場合に考えられるトラブル

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爪の色に関する悩みの中で意外と多いのが、「爪に黒い縦すじができてしまった」というもの。爪にできた黒い縦すじのほとんどはただの「ほくろ」なのですが、ごく稀ではあるものの「メラノーマ」という悪性皮膚がんの可能性があります。

日を追うごとに縦すじの形がかわっていったり、縦すじがいびつな形になっていったりするようであればメラノーマの可能性が高くなりますので、一度皮膚科に相談してみることをおすすめします。

また上で紹介したグリーンネイルですが、その症状が進行すると爪全体が黒くなり、爪が剥がれてしまうこともあるようです。

爪が青く変色している場合に考えられるトラブル

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爪が青っぽく変色している場合、まず考えられるのは血行不良です。爪がピンク色をしているのはその下にある無数の毛細血管の中を流れる血液の作用であるため、血行が悪くなると爪先まで十分な血液が行き届かなくなり、爪が青っぽくなってしまうのです。
血行不良の原因としては冷え症や悪性貧血、心臓疾患など様々な原因が考えられます。また肺疾患やレイノー病によっても、爪が青くなることがあります。

もちろん爪が青くなったからといって直ちになにか悪い病気であると断定できるわけではありませんが、爪先や体を温めてみたり、数日様子をうかがったりしても症状が改善されない場合は、一度医療機関を受診してみることをおすすめします。

爪は体の健康状態をはかるバロメーターですので、爪の状態についてはもちろん、その色の変化には常に注意しておきましょう。



Itnail編集部