コラム コラム 2015年11月22日 更新 お気に入り追加 1

足のニオイの原因になる爪の垢のお手入れ方法【ネイルケア/ハンドケア】

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足のニオイの原因になる爪の垢のお手入れ方法【ネイルケア/ハンドケア】 Itnail編集部

夏はサンダル。冬はブーツ。女性の足元は四季折々にさまざまなスタイルで装いに華を添えています。しかし、気になるのが足のニオイ。靴を脱いだ瞬間にぷ~んと臭ってしまったら……例え100年の恋であろうと、一気に冷めてしまいますよね。

元凶は爪の垢!?足のニオイの原因と仕組み

【イットネイル】夏はサンダル。冬はブーツ。女性の足元は四季折々にさまざまなスタイルで装いに華を添えています。しかし、気になるのが足のニオイ。靴を脱いだ瞬間にぷ~んと臭ってしまったら……例え100年の恋であろうと、一気に冷めてしまいますよね。
実はこの足のニオイ、原因のひとつが爪の垢って、みなさん知っていましたか?
足の爪垢は古い角質や皮脂や汗、靴下からつく繊維クズなど、さまざまな汚れが混じり合って徐々に溜まっていったものなんです。この知らない間に溜まった垢を雑菌が分解することによって、ニオイがグッと強くなる。靴やストッキングなどの着用もまた、発汗によるムレを引き起こし、雑菌を繁殖させてしまう原因の一端になっているんです。

<足の爪垢ってどんな臭い?>
足の爪垢は、強烈なニオイを発するウォッシュタイプのチーズと同様のニオイ成分が含まれていると言われます。つまりは、爪を切ったときや靴下を脱いだときに足からチーズのニオイがする場合は、爪垢が原因として考えられるという訳です。

<なぜ爪垢は溜まりやすい?>
足の親指は爪が大きく湾曲しているため、両端に垢が溜まることがどうしても多くなってしまうのです。また、巻き爪や爪が長過ぎる人も垢を溜めやすい傾向にありますね。
爪垢が黒い場合は見た目で気づくことができるでしょう。でも、白い場合には気づかれにくく、放置されて、いつの間にやら垢を溜め込んでいることもあるんですよ。
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嫌なニオイもこれでオサラバ!足の爪垢対策その1:カット方法

<爪切りは入浴後に>
爪切りは入浴後がベストなタイミングと言えるでしょう。足をお湯に浸たすことで爪自体が柔らかくなり、深爪やひび割れなどを予防することにつながるからです。さらに、細かい部分のお手入れにはヤスリを使うと良いでしょう。丁寧に長さと形を整えることをオススメします。

<深爪はダメ!>
垢を溜めたくないがために、短く切り過ぎないよう注意して下さい。白い部分は1~2 mm残して、スクエア型に切ると良いでしょう。手の爪のように丸みをつけると、伸びたときにサイドの部分が巻き爪になりやすくなるのです。結果、垢が溜まりやすくなってしまうので、足の爪は角を残して、尖った部分はヤスリを使って軽く削ってあげると良いでしょう。

足の爪垢対策その2:お掃除方法

<洗い方の注意事項>
毎日のバスタイムで足の爪を清潔に保つこともニオイの予防には重要なんです。石鹸の残りカスなども垢を作る原因となるため、洗い残しには注意して下さいね。
また、足のニオイが強い場合は、除菌ウェットティッシュなどで足と爪の間を拭き取ることも有用な方策ですよ。除菌ウェットティッシュには、清浄作用のあるエタノールだけでなく、殺菌効果のある塩化ベンザルコニウムや保湿効果のあるグリセリンなどを含んだ商品もあり、種類も豊富に販売されているので、自分のお肌にあったものを探してみると良いでしょう。

<オススメ道具は爪ブラシ!>
足爪に溜まった垢を入浴時に除去するなら、爪ブラシがオススメですよ。日頃のバスタイムに取り入れることで、爪垢の蓄積を防ぐことができるでしょう。
歯ブラシを代用する方法もありますが、毛が開いたような使い古した歯ブラシではなかなか効果は得られません。わざわざ新品の歯ブラシを使用するくらいなら、指の汚れ落としに特化した爪ブラシがやはりいちばん効率的でしょう。

<頑固な垢には「爪の垢とり」!>
爪ブラシでも除去しにくい頑固な汚れには、先端が耳かきのようになっている「爪の垢とり」を使うと良いでしょう。足爪の両サイドに溜まった爪垢もスムーズに取り去ることができる非常に便利なグッズですよ。
なお、爪垢掃除につまようじを使うと、足の指を傷つけかねません。炎症を引き起こす可能性もあるので、避けた方が賢明でしょう。

まとめ

いかがでしたか?
普段から足のニオイに気をつけている人でも、爪の垢までは気が回っていないかも。ちゃんとニオイ対策をしているのになぜか足が臭いという方は、爪の切り方や垢の除去など、足爪のお手入れにも力を入れた丁寧なフットケアを行なってみてはいかがでしょうか。



Itnail編集部