割付文様(わりつけもんよう)
割付文様とは、ひとつの文様を規則的に四方に並べた文様の総称です。デザインをする際に、用紙に縦横の線を引き、交点に文様を割り付けることに由来しているそう。和食器や染め物などに古くから用いられている文様なので、なぜだか親しみやすい、懐かしいような気持ちになる和柄です。
市松(いちまつ)×矢絣(やがすり)
ネイルサロン QUASAR<クエーサー> 船橋店
赤と黒を基調として、親指にはゴールドで縁取られたお花が艶やか。和装にもモードな雰囲気の洋装にも似合いそうなデザイン。漆塗りを思わせるような美しさがありますね。明治・大正時代に女学生の間で流行したという矢羽を図案化した文様の矢絣(やがすり)が印象的ですね!
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麻の葉(あさのは)
coconail (愛知・半田)
ネイビーをベースにした落ち着いたデザイン。麻の葉を図案化した文様で、麻は真っすぐと丈夫に育つことから、赤ちゃんに麻の葉文様の産着を着せる風習があったそう。シルバーのラメのワンカラーが入ることで今っぽさもある仕上がりに。フットネイルなので、チャレンジしやすいですね!
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植物文様(しょくぶつもんよう)
今もネイルのデザインに多く用いられて、人気のある植物。昔から日本人は、日本特有の四季を慈しみながら暮らし、願いや祈りを文様に表して、食器や着物など生活に取り入れてきました。たくさんある植物文様の中から、おすすめの花の文様をご紹介いたします。
桜文様(さくらもんよう)
ネイルサロンメィプル (栃木)
ピンクのグラデーションをベースにブラックを使った甘辛デザイン。桜は、五穀豊穣を表した吉祥文様で、とてもめでたい文様です。桜といえば春のイメージですが、桜文様の着物は春に限らず着られていたそう。季節のはじまりに咲くことから新しい門出を意味するので、新しい元号で気持ちも新たになるこのタイミングにピッタリですね!
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梅文様(うめもんよう)
fleur.riri (フルール・リリ)
パステルカラーなので、馴染みやすく挑戦しやすいデザインに仕上がっています!昔は春の花と言えば梅、というほどに親しまれていたそう。丸いシルエットは可愛らしく、チャレンジしやすい和柄です。
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菊文様(きくもんよう)
Nail Chura (愛知)
昔から桜と共に親しまれていた菊。着物や振袖などに多く取り入れられている文様の一つです。ゴールドをメインカラーに、3色の菊が咲き誇るとても華やかなデザイン。普段使いにも良し、パーティー等お出かけにも良しの優秀デザインです!
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和柄×トレンド
日本の古き良きデザインの和柄と今のトレンドネイルをMIXさせた、遊び心のあるネイルデザインをご紹介します!一見あわないような気もしますが、今年は幾何学柄もトレンドになっていたりして、割付文様が逆に今っぽい!トレンドに敏感なアナタには、こんな取り入れ方もおすすめですよ!
市松(市松)×ホイルネイル
RAY NAIL 原島店
爪の形をシャープに仕上げた「ポイント」という形も特徴的なデザイン。とにかく指を細く、長く見せたい方にオススメの爪の形です!人差し指や中指には、色違いの正方形を交互に敷き詰めた文様の市松模様が施されています。江戸時代の歌舞伎役者である、佐野川市松が舞台衣装にこちらの文様を好んで着用したことで、そう呼ばれるになったそう。
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矢絣(やがすり)×青海波(せいがいは)×左右非対称ネイル
Organic Nail
親指にはインパクト抜群の歌舞伎の隈取りが!?人差し指には矢絣(やがすり)、薬指には青海波(せいがいは)のデザインが施されています。それとは対照的に、もう片方の手のネイルはストーンが1つずつ乗せられていて非常にシンプルな仕上がり。左右非対称になっていて、お互いがお互いを引き立てていて素敵です!!
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Itnail編集部