人気ネイリストになるには?運命?スカルプネイルとの遭遇

「あら?男の人なの?男の人に手を触られるの嫌だわ!」ネイリストになって間もない頃、新規のお客さんに言われたこの一言が今も忘れられません。まだ自分がネイリストになった頃は目立って活躍するメンズネイリストが少なくて、どこに行っても好奇な目で見られることも少なくありませんでした。

ネイリストになりたい!男性だってオネエだって諦めないで★

「あら?男の人なの?男の人に手を触られるの嫌だわ!」ネイリストになって間もない頃、新規のお客さんに言われたこの一言が今も忘れられません。まだ自分がネイリストになった頃は目立って活躍するメンズネイリストが少なくて、どこに行っても好奇な目で見られることも少なくありませんでした。

だったら「すごい!」と言わせるようなカラーリングやアートをしよう!と思い施術に入ったものの、赤のポリッシュしか塗り慣れていない新米ネイリストの自分は、案の定ピンクベージュなポリッシュをキレイに塗れなくて、ムラになり何度も重ね塗りしてボコボコになったのを、先輩が見かねて代わってくれました。ただただ悔しくて、閉店後にネイル雑誌を開いては何度も何度も練習をしたのを覚えています。

スカルプチュアネイルとの出会い!サロン運営のスクールに通って

10 代の頃ろくに学校も行かず遊び呆けて、たまたま見つけたゲイバーのショーパブで働き始め、その頃は仕事に対して考え方も甘かったのですが、働いてみると人と接する大切さや、立ち振舞い、言葉遣い、たくさんのことを学ぶ経験となりました。

その頃にお客さんとして来ていたホステスさんがキレイなネイルをしているのを見て、当時は市販されてるネイルチップを付けるしか知らなかった自分にとって、長くてキラキラしたネイルがとても魅力的で衝撃的でした。

「これはスカルプと言って、ネイルサロンでつけてもらえるよ」と教えられ、即日!ネイルサロンへ行きました。思えばあれがネイルに目覚めた瞬間だったと思います。

そのサロンがスクールも運営しているのをキッカケに通い始め、昼はネイルスクール、夜はショーパブで働くという毎日になりました。

ネイリストへの道は何気ない些細な一瞬がスタートライン

「I take the world」-ネイルスクールを卒業してから、すぐにサロンで働き始めましたが、挫折して、すぐに辞めて・・・ショーパブに来たお客さんやスタッフの手を借り「100人!にネイルをしてからまたサロンで働く」と決め、ほぼ無料に近い値段で練習させてもらい、目標人数を達成した頃に住んでいた田舎を離れ名古屋に出てきました。それが24才の時でした。

それからのネイル人生は大変なことだらけだったけれど、本当にキラキラしてて輝いてて、ネイルしているときが一番楽しくてストレスも吹き飛ぶ程でした。今たくさんの人に恵まれ思いもしなかったネイル人生を歩める程になりました。

ネイリストになろうと頑張っている方、ネイリストになりたてで毎日が不安で仕方ない方も、諦めないで!きれいごとではなく、見てくれている人は必ずいるし、周りにはたくさんの人生の先輩がいます。新人だからこそ甘えられることってたくさんあるし、たくさん努力した人はその倍幸せを手にしていいと思っています。全ての人が笑顔でいられますように!



広瀬ニニ kuro(the ultimate)

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