コラム コラム 2016年7月20日 更新 お気に入り追加 0

アパレル販売員から転職したネイリストにリピーターがつきやすい理由

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アパレル販売員から転職したネイリストにリピーターがつきやすい理由 STORiUM

おしゃれに敏感な女性がついてみたいと思う職業を考えたとき、アパレルやカフェのショップ店員やネイリストは欠かせないですよね。メイクアップアーティストや美容師さんは「国家試験や専門学校などに通う必要があるのでハードルが高い」という人も、ショップ店員やネイリストは比較的手の届きそうな職業だと感じるのではないでしょうか。アパレル販売員からネイリストに転職するケースは多いですが、そのようなキャリアを経てきているネイリストは、比較的早い段階で指名を多く取れる傾向にあるみたい。その理由は…

どんな仕事に興味がありますか?

【イットネイル】学生時代や、社会に出てからも、将来何をしたいか考えなければいけない場面が出てきます。

進学?就職?転職?

どんな仕事につこう?

その中のひとつにネイリストが入っているのなら…
ぜひ知っていただきたいことがあります。

ネイリストになる場合、方法がいくつかあります。
具体的には…

●ネイルスクールへ通う。
●通信でネイルスキルを学ぶ。
●未経験から技術を教えてくれるサロンさんへ就職する。
●職業訓練校でネイルスキルを習得する。

などの方法で、ネイリストになるために必要な技術や知識を習得していきます。
ネイリストとは?

ネイリストとは?

ただの接客業よりも「手に職」のイメージの強いネイリストは、女性にとって魅力的な職業のひとつ。

ネイリストに必要なスキルについて

ネイリストに必要なスキル。
それはまず第一に「ネイルの技術」です。

そして、さらになくてはならないのが「接客のスキル」。
ネイルの技術を身につけただけで堂々とネイリストと自称してしまうのは、半分は間違い。

“ネイルの技術”と“接客の技術”が備わってはじめて「ネイリスト」になれるのです。
マンツーマンの接客

マンツーマンの接客

1対1でお客様と過ごす時間の中でどれだけ満足していただけるかが重要です。

ショップ店員からネイリストへ

ネイリストの中には、前職が「アパレル店員(販売員)」だったという方たちがたくさんいます。

ファッションや流行に敏感な人なら、ネイルもお洒落において重要なアイテムの1つ。
アパレルのショップ店員をしていて、ネイリストにも興味が湧くというのはごく自然なことかもしれませんね。

販売員からの転職でネイリストになった人は、もともと接客スキルが身についている方が多いため、
技術を身につけた後は「指名の多いネイリスト」に比較的早い段階でなりやすい傾向があるようです。
指名の多いネイリストは給料も上がりやすい!

指名の多いネイリストは給料も上がりやすい!

指名のとれるネイリストになれば、店からも重宝されるので給料も上がりやすい場合も。独立を目指すネイリストも、独立後についてきてくれるお客様を増やすことにつながりますよね。
それとは逆に、接客経験がない状態からネイリストを目指した人は、
ネイル技術を身につけた後に接客スキルを高める努力をする必要があります(もちろんすべてのネイリストに必要な努力ではあります)。

アパレルに限らず販売員の経験がある人は、仕事の中で自然と

「こう喋りかけると警戒されずに話せる」
「こんなオススメの仕方をしたら、売れた」

ということを身を以て経験してきています。
そのため、お客様に提供する商品が服からネイルに変わっても、応用するのにそこまで時間を要しません。

ただ、販売経験がないネイリストの場合、お客様の希望に対して、型にはまった対応をしがちな方が見受けられます。

もちろんお客様はネイルをしに来ているので、ネイルが自分の思い通りに仕上がれば、それでいいとも言えますが…

少し、考えてみてください。

自分が接客される立場に立った時、

「買うつもりなんてなかったのについ買ってしまった」
「とても感じのいい店員さんのオススメだったから買ってみた」

なんて場面はありませんでしたか?

買うものや、したいネイルが明確に決まっているお客様も、もちろんいらっしゃいます。
しかし、

「夏に着る服が欲しい」
「バカンス用のネイルにしたい」
「いいサンダルがあれば買おうかな?」
「ピンクかベージュで目立たない女性らしいネイルにしたい」

という様に、ザックリしたイメージを持って来店される方が多いのも事実です。

そんな時に背中を押すのも、店員さんの大切な仕事の1つですよね。
漠然とした想いを形にすることが出来るネイリストを目指そう!

漠然とした想いを形にすることが出来るネイリストを目指そう!

お客様の漠然とした希望を聞いて、「思い通りのネイル」を作り上げられるネイリストになれたら最強♡

提案力は販売力に直結する

「今度ハワイへ行くので、それに合わせたネイルにしたいんです。」

例えば、来店されたお客様が上記のようなイメージでデザインを希望されたとき。

「夏のキャンペーンネイルはこちらになっておりますので、この中からお選びください!」

と言うネイリストと

「ハワイ!!素敵ですね!リゾートっぽくするなら、ラメだと日差しに反射してキラキラ光ってかわいいですよ!素足になるようでしたらフットもキレイにされますか?」

と言うネイリスト。

どちらの方が提案力があると感じますか?

おそらく、後者のように提案してくれるネイリストに施術をお願いしたくなる人が多いと思います。

店のルールをそのままストレートにお客様に伝える接客は誰にでもできますが、
お客様のニーズを捉え、店のルールの中で最大限のパフォーマンスを提供する接客は、誰にでもできることではありません。

なんとなく店に立ち寄ったお客様の気持ちを、実際に商品を購入するまでに持っていく接客をしてきた経験のある人が、ネイリストになった時に強い理由。
それは、

「お客様の気持ちは会話の仕方で変えることができる」

ということを知っているからです。
ネイルタイムをどうアレンジするかはネイリスト次第!

ネイルタイムをどうアレンジするかはネイリスト次第!

お店に滞在する時間が、ただ「なんとなく」ネイルをしてもらうだけの時間になるのか。逆に、「ネイリストに会いにいく大切な時間」にしてもらえるかは、ネイリストの会話力にかかっています。

会話力のあるネイリストになろう!

ショップ店員の中でもアパレル販売の経験のある人は、
お客様に話しかけるきっかけやタイミングを常に見極めることが仕事の中で大きな割合を占めているため、
会話の引き出しを沢山持っているケースが多いと思います。

そのため、どんなタイプのお客様がいらしても、お客様に合わせた対応ができる人が多いのかもしれません。

このスキルは、ネイリストにおいても必要不可欠なもの。
販売員としての経験がなくても、努力すれば身につけることができるスキルでもあります。
ネイリストになったら、技術を身につけるのと同様に、会話の引き出しを増やす努力をしていけば、お客様はあなたの虜になるはず♡

普段何気なく受けている接客の中に、ヒントはたくさんあります。

色んなところにアンテナを張って、会話力のあるネイリストを目指してみてくださいね!