仕事でもプライベートでも、手の先、爪の先って何かと目がいくパーツです。しかもとても働き者のパーツです。爪に関しては、ネイルをしておしゃれを楽しんだり、きれいに見せる方は沢山いらっしゃるのですが、「爪のケア」に焦点を当てている方は、ネイルをする方に比べて少ないのではないでしょうか。 爪のケアをきちんとして、素でもキレイな爪を目指しませんか。 今回は爪のケアについて、色々とご紹介します。
爪のトラブル
・実は乾燥
主にタンパク質の一種であるケラチンから構成されています。
通常の含水量は12%~16%ですが、外気の環境に左右され5%~25%も変動します。
特に普段から露出が多い部分ですので、保湿に気を付けたいものです。
外部環境の原因はいくつか存在します。
○外出時に素手でいる
空気の乾燥、日焼けによって、爪の水分が取られます。また、まわりの肌の水分が取られることで、調子がおかしくなり、肌や甘皮に水分を横取りされます。
○水仕事をする
水仕事の後は、ついた水滴の気化によって、爪の水分も一緒に持って行かれます。
洗顔の後、化粧水をしないのと同じような状態です。
水分をやさしくよく切って、ケアを行いましょう。
○除光液
洗浄力が強く、どうしても爪に刺激を与えてしまいます。
除光液も、使い方のコツを掴めば過剰な量を使わなくても、ネイルをオフすることができます。
以上が、主な爪にダメージを与える主な外部要因です。該当するような環境になる場合は、その後のケアをきちんと行って、対策を取りましょう。
・甘皮も放置は良くない
甘皮は爪上皮(そうじょうひ)とも呼ばれ、爪甲(そうこう、いわゆる爪)と後爪郭(こうそうかく、爪を根元で固定しているところ)をつないでいる部分です。
後爪郭への細菌・異物の侵入を防ぐ役割を果たしていますが、必要以上に広がったり、肥厚していると、ささくれの原因になるばかりか、爪への必要な水分を横取りしてしまったりして、爪が割れやすくなったり二枚爪の原因になるとも言われています。
適量を維持するために、定期的に甘皮のケアをするのも、きれいな爪でいるための一歩です。
便利なケアグッズ
最近では、爪のケアを助けてくれる面白いアイテムも沢山出ています。
手軽にできるものであったり、本格的なケア効果があるものであったり、さまざまです。
いくつか紹介しますので、気になったものはチェックしてみてください。
ロールオンタイプで、簡単に塗ることが出来ます。
パッケージも可愛く思わずパケ紹介です。
こちらはペンタイプ、カチカチ回して、先の筆で塗り込みます。
ペンタイプは、沢山のメーカーさんから出回っているので、比較検討してみてもいいかもしれません。
爪のケアは、お風呂上りが効果的なのですが、「アフターバスネールエッセンス/爪(つめ)用美容液」と謳っているだけあって、ピックアップ。
相乗効果が期待できるかも。
爪のケア方法
爪のケアは、それほど難しいものではありません。突き詰めれば、プロが行うような施術もありますが、おうちでのケアは手軽で続けやすいことが大切。簡単なケア方法を挙げていきます。
・ハンドクリームを爪先まで塗りこむ
これが一番気軽にできる爪のケアですね。普段使っているハンドクリームでも問題ありません。手に塗る際に、爪の先まで塗りこむだけです。その際に、爪の付け根あたりを中心に優しく塗りこんでいきます。くるくると円を描くようにまんべんなく塗ると指先のマッサージも兼ねられますのでお勧めです。
・ネイルオイル、キューティクルオイルを塗る
前の章でも少し紹介しました。ですが、マニキュアタイプ、ペンタイプ、色付きのもの、香り付きのもの、と形や種類や効果もさまざまなものがあります。自分のお気に入りの1つを見つけてください。
ちなみにテクスチャーは、さらさらしたものが多いです。(指先なので、あまりにべたつくと作業の邪魔になるからだと思います。)まったりしたテクスチャーがよければ、ハンドクリームを活用するか、粘度が高めの商品を使うのをお勧めします。
・甘皮ケアは、突き詰めれば新たな購入は0!?
一番節約な方法は、ぬるめのお湯に指先を2~3分つけるorお風呂上り、化粧水をたっぷりしみこませたコットンで甘皮を優しく押し上げて、余って浮いてきた甘皮をニッパーで切り取る、という工程です。
少し道具を揃えるなら、100均ショップでも売っているキューティクルプッシャー、甘皮を切る専用ニッパーを購入すると、楽にケアができます。
ネイルはしても、ケアをしない、というのは、メイクをしてもスキンケアをしないのと同じです。きちんとケアをした爪先はそのままでもキレイですし、ネイルをする際にも乗りや持ちがよくなります。
簡単にできる方法もありますし、爪先美人を目指してみませんか。
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