巻き爪で悩んでいる方いらっしゃいませんか? 巻き爪になってしまうと、歩くのも辛いくらいとっても痛いですよね。 特に女性はハイヒールなどの靴をはくので、巻き爪に悩んでいる方が多いと言われています。 そこで今回は、巻き爪の最新の治療法から、自宅でもできる方法まで紹介していきます。 参考にしてみてくださいね!
巻き爪ってどんな状態なの!?
巻き爪とは、主に足の爪の角や側面が弯曲してしまい、皮膚に食い込んでしまう状態のことをいいます。
特に足の親指に症状が出ること多く、痛みや炎症、化膿などの症状がでます。
巻き爪は主に、陥入爪・弯曲爪・爪甲鈎弯症の3つのタイプに分けることができます。
陥入爪(かんにゅうそう)とは、爪が周囲の皮膚に食い込んでしまっている状態をいいます。
巻き爪では一番多い症状で、炎症などが起き、痛みを伴う場合が多いとされています。
弯曲爪(わんきょくそう)とは、陥入爪がひどくなったものです。
爪が爪床と言われる爪の台としての役割を果たしている皮膚を巻き込み、「の」の字のように持ち上がってしまった状態です。
爪甲鈎弯症(そうこうこうわんしょう)とは、爪が異常に分厚くなり、さらに異常にのびてツノのような状態になっているものをいい、年配の方に多くみられる症状です。
こちらは現在でも有効な治療法はなく、やすりなどで爪の形を整えるという一時的な対処をしていくしかありません。
巻き爪って、どうしてなるの!?
そもそも、どうして巻き爪になってしまうのでしょうか?
様々な原因がありますが、原因によっては自分自身で巻き爪を予防できますので、しっかりとチェックしてくださいね!
①深爪が原因
②足に合わない靴が原因
③外反母趾が原因
④爪にダメージを与える外傷が原因
⑤巻き爪になりやすい遺伝が原因
巻き爪の治療法
巻き爪の治療法は様々ありますが、大きく分けると保存的治療法と外科的治療法(手術など)の2つの方法があります。
最近では爪を矯正していく保存的治療が主流となっているようです。
◎病院での治療方法
病院で行われている、保存的治療について紹介していきます。
マルチワイヤー法は、国内で最も使われている矯正方法です。
爪の先2か所に穴をあけ、形状記憶合金のワイヤーを通して、ワイヤーの戻る力を利用して矯正しています。
クリップ法は形状記憶合金製のクリップを爪の先に取り付けて、クリップの元に戻ろうとする力を利用して矯正していく方法です。
B/Sブレイス法はドイツの矯正法で、スプリング性能がついたグラスファイバー製のプレートを爪に装着して、矯正してく方法です。
VHO法はステンレスワイヤーを爪の左右にひっかけ、爪の中央で巻き上げて固定することで矯正していく方法です。
爪に穴をあけたりしないので、短い爪の方でも矯正が可能です。
ガター法は、主に陥入爪の治療に使われています。
医療用のチューブを爪の側面に差し込み固定することで、爪の食い込みを防ぎ、痛みや炎症を緩和させます。
◎自宅でもできる方法
こちらは自宅でもすることができる方法です。
コットンパッキングは軽度の巻き爪の治療に使用します。
適度に取ったコットンを丸めて、爪と痛みを感じる皮膚の間にはさむという方法です。
簡単なので、自宅でも応急処置として痛みを和らげることができます。
テーピング法は弾性絆創膏などのテープを使って、爪と皮膚を広げて痛みを緩和するという方法です。
爪の横ギリギリにテープをはり、爪と皮膚の間を広げるように引っ張りながら、らせん状に巻きつけていきます。
こちらも軽度の巻き爪に有効で、自宅でもできる方法です。
いかがでしたか?
巻き爪で悩んでいたり、痛みや腫れがあったりする場合は、まず病院へ行ってみましょう!
様々な治療法があるので、メリット・デメリットを理解した上でしっかりと医師と相談し、治療法を決めていきましょう。
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