グリーンネイルとは?
【イットネイル】ネイルを落とした時に、爪の表面が緑色になっていた!という経験はありますか?これをグリーンネイルと呼び、信じられないかもしれませんが、爪にカビが生えている状態なのです。たまにご来店いただいたお客様でオフした際に発見する事があり、基本的にはグリーンネイルになっている場合は施術を行う事ができません。一度なってしまうと、薬で治したり削り取ったりする事もできず、切れる位置まで伸びていくのを待つしかありません。重度の場合は皮膚科にかからなければならなかったり、痛みは無いといえどあなどれないのです。
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なぜグリーンネイルになるのか?
ジェルネイルは大体3週間から4週間程度持つものではありますが、日々の生活による衝撃や、施術の際に自爪との密着度が低かったりすると、少しずつ浮いてきている場合があります。根元が透明(フレンチやグラデーション)の場合は透明部分が白くなっていたら少しずつ浮いてきているサイン。ワンカラーなど全体的に色が乗っているデザインの時はわかりずらいかもしれませんが、お風呂に入って髪を洗う時や着替える時などに引っかかったりはしないか、注意してみてください。
そして浮いてきている時に、隙間から水分と細菌、空気が密集してしまうと【緑膿菌】という菌が繁殖してしまうのです。繁殖した緑膿菌は他人にも移る上に、免疫力が低下している場合には二次感染をひきおこしてしまう場合もあるので要注意です。
梅雨の時期に多いグリーンネイル
梅雨の時期はとても湿度が高く、緑膿菌だけではなくてもカビが好む環境ですよね。普段浮いている部分をあまり気にしない方でも、梅雨の時期は少し気を付けて下さい。
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キューティクルオイルにも注意が必要
普段ネイルの浮きを防いだり、ケアのためにキューティクルオイルをこまめに塗っているかたも多いかもしれません。爪周りを乾燥させないようにする事はネイルを持たせる為には有効ですが、もし浮きを発見した場合はキューティクルオイルは塗らないようにしましょう。もし緑膿菌が潜伏していた場合、保湿してしまう事は危険です。
防ぐ方法は?
もしも浮いている箇所を見つけたら、なるべく早くオフするようにしましょう。せっかくやったネイルを取るのはもったいないですが、グリーンネイルになってしまったらネイルをお休みしなくてはなりません。爪とジェルとの間で発症していて軽度の場合ならだいたい2週間前後、爪と肉の間に発症していて最悪の場合は1年ほどかかったりと、それだけの期間ネイルを楽しめなくなるのは悲しいですよね…発症してしまった際にカラーで隠せないかとのご相談もありますが、見えなくなる代わりに悪化したり他の爪にまで移ってしまう場合もあるのでオススメはできません。お気持ちは分かりますが、そこはグッと我慢して自爪の状態で様子を見て、完治してからまたネイルライフを楽しむようにしましょう。
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