近年、サロンでなければ難しいとされていたジェルネイルも、道具が揃っていればセルフでできるようになってきました。しかし、いざチャレンジしてみると、ジェルがそのまま取れてしまったり、思ったようにデザインできなかったり・・・とトラブルが多いのも実情のようです。 そのほとんどが「プレパレーション」とも呼ばれる「下準備」をしていないから、と言われています。下準備、しっかり行っているでしょうか? 今回はジェルネイルに必須とされる、デザイン前の下準備=「プレパレーション」を、動画を交えながら詳しくご紹介していきます! 是非最後までご一読いただき、参考にしてみて下さいね。
セルフジェルネイルには必須!自爪の下準備
こちらの動画で簡単に紹介しています。
近年、ジェルネイルはアイテムや硬化するためのライト等が市販され、セルフでも知識さえあればキレイに仕上げられるようになってきました。しかし、ただ自爪にジェルネイルをしてもなかなかキレイには仕上がりません。普通のマニキュアと同じく「下準備」が重要なポイントになってくるんです!
せっかくのジェルネイルですから、できるだけ理想に近く、キレイに仕上げたいもの。デザインだけではなく、下準備も念入りに行っておきましょう。
ジェルネイルの下準備「プレパレーション」のポイント
1.甘皮処理は無理なく、キレイに行う
お湯でネイルの周辺をふやかし、キューティクル周りの角質を除去する事を「甘皮処理」と言います。この処理はマニキュア・ジェルネイル共にとても大切な下準備です。
爪の根元や再度に角質が残っていると、角質が爪から剥がれるのと同時に乗っているジェルが浮いてしまい、取れやすい原因となってしまいます。
動画のようにウッドスティックでキレイに押し上げて剥がしたり、セラミックプッシャー(甘皮処理専用のアイテム)を使ってしっかり取り除いておきましょう。
ただし、甘皮処理はやり過ぎに注意して下さい。お湯でふやかした時に白く透明になった部分だけで大丈夫。それ以上取り除いてしまうと、指を傷つける原因となってしまいますので注意して下さいね。
2.サンディングは長持ちの秘訣!抜かりなくしっかりと
バッファー(爪やすり)を使って爪の表面を削るサンディングですが、こちらはマニキュアと目的が全く正反対なところに注意が必要です。マニキュアは表面を滑らかにする事で凹凸を無くし、マニキュアとの空間を極力少なくすることで密着性を高めて長持ちさせます。
ジェルネイルは爪に意図的に凹凸をつけます。マニキュアのような目的でサンディングを行ってしまうと、爪に乗せたジェルに引っかかりがなく、落ちやすくなってしまいます。爪に見えない凹凸をつける事で、ジェルを落ちづらくし、さらに光沢を消してジェルの美しさが際立つように加工していきます。
この工程も適当にしてしまうと、ジェルが落ちやすくなってしまう他、出来上がった時に思ったより「汚く」見えてしまう事もあるので要注意。また、サンディングのしすぎは爪を薄くしたり、爪を傷める原因となってしまうので注意して下さい。「抜かりなく・ほどほどに」が大切となってきます。
3.最終工程の「油分拭き取り」は剥がれ防止にも繋がる!
爪の形を整え、甘皮処理、サンディングをしたら、最後に油分を拭き取ります。これは爪に油分が残っているとベースジェルが完全に密着しないため、簡単に落ちる原因となってしまうためです。
できるだけ、コットンのように繊維が柔らかく、絡んでしまうものではなく、キッチンペーパー等を使って拭き取りましょう。ジェルネイル後、衛生面からのトラブル防止にも有効です。
もう一つ「油分を除去する」というアイテムとしては「プレプライマー」もオススメ。特殊な透明の塗料でこちらも油分を除去し、さらにジェルの密着度を上げる効果もあります。セルフ派さんなら持っておいて損はないアイテムです。
早速セルフジェルネイル♡オススメデザインはこちら
まずはバイカラー(2色使い)からチャレンジしてみましょう♪暖色or寒色系のカラーを2つ選んで気分に合わせて塗るだけでも、一気に垢抜け感が出て素敵ですね。
ちょっと物足りなさを感じたら、シルバーやゴールドのラメを爪の先端だけに塗ってみたり、ストーンやシールを配置してみましょう。透明感のある色味を簡単に作れるのがジェルネイルの強み。上手く生かしていきたいですね。
もう少し自然に、手元美人になりたい!というネイルデザインなら、爪先だけにカラーを施したシンプルネイルがオススメ。地爪の部分もクリアカラー(透明)ではなく、うっすらとしたホワイトで、スカイブルーのほんのりとした色味をしっかり演出しているのも大きなポイントです♪
ジェルネイル初心者さんなら、こういった失敗の少ないネイルデザインから始めていくと、慣れと共にデザインのバリエーションも豊富になっていきますよ。
最近では「ビタミンカラー」と呼ばれるイエローやオレンジのカラーも流行しています。あまりにもビッドなカラー過ぎるとちょっと使いづらさを感じてしまいますが、少し薄めに塗ったり、グラデーションにする、アクセントカラーとして別の色を使ってみると格段に使いやすくなっていきます。
特に柔らかいパステルカラーと透明感を両立させるのに、ジェルネイルはうってつけ。マニキュアとはまた違う魅力で、新しいネイルを開拓してみるのもいいかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
ジェルネイルもマニキュアと同じく、下準備で仕上がりが格段に変わっていきます。しっかり覚えてマスターしておきたいですね。
是非参考にしていただき、セルフでのジェルネイルも楽しんでみて下さいね。
関連記事
・【札幌編】おすすめネイルサロンまとめ★安い値段で確かな技術★