コラム コラム 2015年11月3日 更新 お気に入り追加 2

プレパレーション(下処理)、ちゃんとやってる?セルフネイラーさん必見の“甘皮のケア方法”【ネイルケア/ハンドケア】

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プレパレーション(下処理)、ちゃんとやってる?セルフネイラーさん必見の“甘皮のケア方法”【ネイルケア/ハンドケア】 Itnail編集部

本章では、ネイルを長持ちさせてくれるプレパレーション法をご紹介。ポイントは、ビギナーさんがおろそかにしがちな甘皮の処理にあります!ジェルネイル以外にも広く使えるテクなので、ぜひぜひ参考にして下さい♪

セルフネイルを長持ちさせるコツ、そのひとつはプレパレーション(下処理)!

【イットネイル】今やネイルアートの主流と言っても過言ではないジェルネイル。近年では自宅用のキットなども充実しており、セルフネイルを楽しむ方にも定着しつつあるようです。
ところが。
「ジェルネイルなのに自分でやったら思ったほど持たない!」と感じている方、結構多いのではありません?
ジェルネイルと言えば、“丈夫で長持ち”が魅力のはず。プロの仕事であれば、個人差があったとしても、平均して約1ヶ月はキープできると言われています。
なのに、「なんで自分のは……」とお悩みのあなた!プレパレーション(下処理)はどうしていますか?プレパレーションの良し悪しによって、ネイルの持ちや完成度などは大きく違ってくるんですよ。
そこで本章では、ネイルを長持ちさせてくれるプレパレーション法をご紹介。ポイントは、ビギナーさんがおろそかにしがちな甘皮の処理にあります!ジェルネイル以外にも広く使えるテクなので、ぜひぜひ参考にして下さい♪
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セルフでもプロ並みに!?ネイルを長持ちさせてくれるプレパレーション法

丁寧に正しいプロセスを経れば、自分でもプレパレーションはちゃんとできる!
ここからは、6つのプロセスに分けて1つずつプレパレーションのやり方について解説していきます♪

1.爪の形を整える

道具はファイル(爪用ヤスリ)を用いましょう。45度の角度で爪にあて、往復して動かしつつも、実際に削っていくのはひとつの方向のときにのみ。例えば、右から左に動かすときにのみ削るといった具合で、往復がけは避けましょう。
【注意!】爪切りの使用や往復がけは、二枚爪の原因となります

2.甘皮処理Ⅰ:甘皮を浮かせる 

爪の根元にキューティクルリムーバーを塗ったら、より甘皮をやわらかくするため、指先をしばしの間お湯に浸しておきましょう。2~3分たったら、水気を拭いて。その後、メタルプッシャーを使用して甘皮を“浮かせる”ように徐々に押し上げていきましょう。
【アドバイス】個人差はありますが、甘皮は爪の根元から約1mm。地爪が透けて見えている、神経のない部分です
【注意!】あくまでも軽い力で。「痛い」と思ったら、押し過ぎです

3.甘皮処理Ⅱ:甘皮をカットする

爪用のニッパーを手にするときは、刃が下になる(爪に接触する)ように。刃の角で神経(指)を傷付けないよう注意しながら、浮かせておいた甘皮の端、カーブの上のあたりからカットを始めていきましょう。
【アドバイス】甘皮を端から連ねるイメージで。刃の先(角)ではなく、辺を使うと、ガタガタにならずキレイに切れます

4.甘皮処理Ⅲ:ルーズスキン(薄皮)を取り除く

ビギナーさんは見逃しがちですが、カットした甘皮の下にはルーズスキン(薄皮)が残っています。ネイルの持ちを良くするためにも、このルーズスキンはしっかり除去。ウッドスティックにコットンを巻き付けたもの(コットンスティック)でクルクルと擦ってみましょう。比較的軽い力で、カンタンに除去できますよ。
【アドバイス】ある程度慣れた方なら、セラミックプッシャーを使ってもOK。セラミックプッシャーは甘皮処理Ⅰ:甘皮を浮かせる作業にも使用できますし、爪の表面を削る効果があるため、次の工程が楽になります

5.爪の表面を削る

ジェルの定着を良くするために、爪の表面に傷を付ける作業です。“削る”と言っても、ツヤを取る程度でOK。爪のカーブに対応しやすいスポンジファイル(ヤスリ)を使いましょう。
【アドバイス】ファイルで削る前にベースコートを薄く塗ると、地爪の負担を軽減できます
【注意!】ダスト(削り粉)は丁寧に取り除きましょう。残っているとジェルの定着が悪くなってしまいます

6.爪の油分・水分を取り除く

ジェルクリーナーを含ませたワイプやキッチンペーパーで、爪の表面を拭います。ジェルの定着をより良くするため、プライマーを使っても良いでしょう。
【注意!】プライマーは非常に強力なので、剥がれやすい箇所(一般的には爪先と爪の根元)にのみ、部分的に塗布しましょう。ジェルがリムーバーで落としにくくなるため、爪全体には塗らないこと

以上でプレパレーション(下処理)は終了です。これら6つの工程を経て、ようやくジェルを塗れる訳ですね。
多くのセルフネイル派がモヤモヤしていたポイントは、2~4の甘皮処理だったのではないでしょうか。「甘皮ってどこからどこまで?」「どこをカットすればいいの?」といった思いは、自分でネイルをやられる方なら、最初は誰もが抱く疑問です。
しかし、この甘皮処理こそがプレパレーションのカギ!ネイルを長く持たせるコツなのです!!
丁寧な作業を心がけ、プロ顔負けの長持ちネイルをGETしましょう♪



Itnail編集部