コラム コラム 2016年12月16日 更新 お気に入り追加 0

意外と怖い“ハングネイル”の原因と予防法

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意外と怖い“ハングネイル”の原因と予防法 Itnail編集部

ささくれが沢山出来て荒れているハングネイル。ただのササクレだから大丈夫、なんて思っていると、痛い目を見ることがあります。本当は怖いハングネイル。ここでは、その原因や予防法などについてわかりやすくご紹介します。

ハングネイルってどんな状態のこと?

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乾燥する季節になると発生しやすいささくれ。ハングネイルとは、ささくれができている指先のことを言います。

指先の皮が少し剥ける程度であれば、ニッパーなどでカットすることでしのげますが、症状が進行すると、痛みがでたり出血したりすることがあります。そしてささくれができている部分に細菌や雑菌が侵入すると、患部に炎症を起こしたり、爪先が化膿してしまったりする可能性もあります。

「たかがササクレ…」なんて軽く見ていると、とんでもないことになってしまうかもしれないのですね。

どうしてハングネイルになっちゃうの?

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気付かないうちにできていることも多い指先のささくれ。
実は爪の周りは、他の部分に比べて皮膚が薄くなっています。また甘皮付近の皮膚はこれを構成する肌細胞の繊維が指先に向かって並んでいます。
そのためちょっとした刺激が加わっただけでも縦方向に皮が剥け、ささくれができてしまうのです。そしてささくれができる直接的な原因としては、以下のような要素が挙げられます。

・肌の水分量不足
・肌表面の油分不足
・洗剤などによる刺激
・タンパク質やビタミンの摂取量不足

ハングネイルを予防するにはどうすればいい?

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ハングネイル(ささくれ)を予防するには、お肌の乾燥を防ぐとともに、指先にかかるストレスを最小限に抑えることが大切です。

水仕事をする時はゴム手袋などを利用し、指先を水やお湯に触れさせないようにしましょう。低刺激性の洗剤を使うのもおすすめです。

またハングネイルを予防するには食生活を見直すことも大切ですので、大豆や鶏肉、緑黄色野菜、フルーツなどを積極的に摂取し、健康な肌細胞の育成を促進しましょう。そして就寝前はもちろん日中も、ハンドクリームを使って指先の保湿をしっかりしてください。

肌細胞が乾燥すると脆く壊れやすくなりますので、ささくれを予防するには日頃からしっかり保湿をして、肌の乾燥を予防することが大切なのです。
ちなみにお湯による刺激もささくれの原因となることがありますので、お風呂上りには特に念入りな保湿ケアをしておくようにしましょう。



Itnail編集部