実はあんまり知られていないマニキュアの基礎知識。知っているのと知らないのとではおしゃれに雲泥の差が!今回はいまさら人になかなか聞けないマニキュアのキレイな塗り方を一から学んでいきましょう。
たかがマニキュアなんて言わないで!正しい基礎知識でもっと美しく
「マニキュアを爪に塗る」。ただそれだけのことに正しい塗り方なんてあるの?と思われた方!とても損していますよ!正しい順番や知識のもとにマニキュアを塗ることで完成度や持ちが全然変わってきます。剥げにくい、持ちが良い、色むらがない、凸凹がなくツルンとしている、それが理想の塗り方です。ちょっとしたひと手間や塗る順番を意識するだけで、この美しい爪があなたのものに♡
今回は絶対覚えておきたいマニキュアの下準備から仕上げまでの基本をご紹介します。
マニキュアを塗る前の下準備はしっかりと
料理にしてもメイクにしても「下準備」はとても大事。それによって出来栄えが大きく変わってきます。ネイルだって同じです。下準備をしっかりすることで長く美しいネイルを楽しむことができます。
<用意するもの>
・ベースコート
・エタノール
・コットン(もちくは綿棒)
・甘皮処理
甘皮とは爪と指の間にある薄い皮のことで、爪と指の間から細菌が入るのを防いでくれます。ネイルをする際は見栄えがよくないので、甘皮処理を行いましょう。あえて特別なことはする必要はありません。もう一方の指の爪で甘皮を優しく押し上げて下さい。甘皮を剥いて爪を出すようなイメージです。
・エタノールで爪を磨く
爪の表面には油分があり、このまま直接マニキュアをぬると油で弾かれてムラができてしまいます。そこでコットンか綿棒にエタノールを含ませ、爪を一本一本磨いてください。
・ベースコートで爪を保護
ベースコートとは、ポリッシュが爪に直接触れるのを保護し色素沈着を防ぐ効果と、爪の凸凹をフラットにしてカラーポリッシュをキレイに見せる働きとがあります。ポリッシュの密着度もアップしてくれるのでマニキュアのモチも良くなります。
まずは爪先だけ先塗り
マニキュアをしていて、一番先に剥げてくるところ言えば?そう、爪先。爪先が徐々に剥げてきて一日恥ずかしい思いをするというのはよくある「あるある」ですよね。爪先は物との接触の機会が多く、取れてきやすいところ。
一番剥げやすい部分に先塗りすることで、塗った後も長持ちします。
カラーポリッシュの塗る順番も重要
いよいよメインのカラーポリッシュを塗っていきましょう。マニキュアを塗る際のポイントは「量」と「スピード」です。
マニキュアはジェルネイルと違い、時間と共に乾いていくのでスピーディに塗るのがコツ。筆に取る量が少なすぎると、途中でかすれて継ぎ足さないといけなくなります。その間にすでに塗った部分は乾き始め、継ぎ足した部分とのムラがでてしまいます。
逆に多すぎると爪の上でぽたっと垂れてしまうことも。垂れず、継ぎ足さず、一度に塗りきれる量を見つけてください。
マニキュアの塗るおすすめの順番は「真ん中→左サイド→右サイド→もう一度真ん中」。マニキュアは筆で塗るため塗った後うっすら筆の跡が爪に残ります。その筆跡と筆ムラを最小限に消す順番です。
ボトルの口でマニキュアをこすり、無駄な液をそぎ落としたら、根元から爪先に向かって塗ります。マニキュアを継ぎ足し、サイド。継ぎ足しもう一方のサイド。最後に真ん中を二度塗りします。
甘皮から1ミリほど空けた所から塗り始めます。根本ぎりぎりまで塗って皮膚にマニキュアがつくことのないようにしましょう。
もしはみ出してしまったら?
ウッドスティックもしくは爪楊枝の先に少しコットンを取り、除光液を染み込ませて甘皮部分やサイドなどはみ出てしまったところをなぞりましょう。こうすることではみ出た部分をキレイに除去することができます。
仕上げはトップコート
トップコートとは、ポリッシュを上からカバーし、剥げたり爪がかけたりラメが取れたりするのを防ぐ効果があります。さらにポリッシュの発色を良くしてくれる効果もあるので忘れずに♪これで完成です。
「マニキュアっていきなりカラーポリッシュ塗って完成だと思っていた」という方も案外多いはず。いつもよりも時間や手間はかかりそうですが、その分キープ力がすごく、長く美しい爪を楽しめます。案外知られていないネイル基礎知識をしっかりマスターして、他の女子と差をつけて下さいね!
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